健康食品・トクホ・代替医療などのご質問

Q&A--- healthy-foods

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◆Q プリン抑えた発泡酒っていいんですか

Q タチオンで肌の色が白くなるのですか?

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Q プリン抑えた発泡酒っていいんですか

投稿日: 7月18日(金)09時41分06秒 

はじめまして。プリン体おさえた発泡酒がありますね。麒麟アルファとか。父が飲んでますが、やっぱりいいんですか?尿酸値が多少高いそうですが。

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A プリンおさえた発砲酒の件
投稿者:しも  投稿日: 7月20日(日)06時27分21秒 

お酒飲みに痛風の方、多いですね。最近、「プリン体を抑えた発泡酒」などと、酒飲みの方を応援するような発泡酒が発売されています。

1.プリン体って何??
プリン体とは、細胞中にある遺伝子に存在する核酸の一つで、プリン環という化学構造を持っています。核酸は、遺伝に関わる物質で、あらゆる生物の細胞に含まれているので、プリン体は細胞数が多いものに多く含まれています。

2.プリン体と痛風
痛風の元凶は食品やビールなどに含まれるプリン体であることが分かっています。プリン体は分解されて尿酸となりますが、尿酸が過剰になると血液中で結晶化し、それが足の親指の関節などにたまって痛みが出ます。血清尿酸値が7.0mg/dl以上を高尿酸血症といいます。

3.ビールはウイスキーの50倍
ビールのプリン体含有量は、他の酒類より圧倒的に多いです。これはビールの原料である、麦芽と酵母の中にプリン体が多いからです。日本酒の5倍、ウイスキーの40〜50倍、ワインの15倍といわれています。発泡酒はビールに比べて麦芽が少ないので、プリン体も平均で半分程度ですが、やはり他の酒類に比べると多くなっています。

4.プリン体の少ない発泡酒
最近、麦芽の使用を控えたり、ろ過工程を工夫することでプリン体の含有量をさらに半分程度に抑えたという「新ダイエット〈生〉」、「淡麗グリーンラベル」、「淡麗アルファ」などの発泡酒が発売されました。プリン体の少ない発泡酒は、もともとビール好きで尿酸値が気になる方にとって大変な朗報だと思います。
一方、他の酒類に比べるとプリン体含量が少ないとはいいきれません。プリン含有量を抑えた発泡酒は他の発泡酒に比べて、糖質やカロリーがむしろ多い場合もあります。また、お酒の代謝自体が血清尿酸値を上昇させるといわれています。アルコール製品ばかりでなく、食べ過ぎや、特にレバー、肉類、魚類、乾物などプリン体の多い食品にも注意したいですね。

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Q タチオンで肌の色が白くなるのですか?

 投稿日: 2002年1月 6日(日)03時46分48秒 

はじめまして。実はフィリピンのことですが、フィリピン国内で肌が白くなる薬ということで、タチオン100mgが出回っていました。もちろん日本の山之内製薬のもので、1シート30錠のものでした。1錠50ペソ(約140円)で、フィリピンの人には高価なもので、ビタミンCと一緒に1日3錠服用とのことでした。
それを1年近く続けてる人もいて、効果があったということです。もちろん医師からの処方箋で入手するのではないようです。(もっとも処方箋もあってないようなものです。)
これって、根拠があるのでしょうか?--------------------------------------------------------------------------------

A 根拠はあまりないと思いますが。


美白とタチオン 投稿者:しも  投稿日: 1月22日(火)19時28分45秒 

◇日本の医薬品として頭に浮かぶのは、医療用のハイチオール(成分はL-システイン)、あるいは、大衆薬のハイチオールC(ビタミンCとの合剤)に、しみ、そばかすなどの適応があります。
http://www.ssp.co.jp/hythiol/
L-システインはこのメラニンのコントロールにもすばらしい活躍をしています。メラニンそのものの生成を抑制し、排泄を促進。また、すでにできてしまったメラニンをビタミンCと協力して還元し、淡色メラニンに変えてしまう働きをするのです・・・・と説明されています。

◇タチオンはグルタチオンが成分で、中毒や、湿疹、皮膚炎、肝臓病などに用います。肝臓で行われる代謝(解毒)の一つとしてグルタチオン抱合が有名ですね。

◇ダイエットでも、美白でもそうですが、わらをもつかむというか、やらないよりはやったほうがいいかもというか、お金の有る方は服用すればいいんではないでしょうか。

タチオンの追加情報です。 投稿者:しも  投稿日: 1月22日(火)19時49分40秒 

◇グルタチオンは、アミノ酸の1種の坑酸化物質です。このレベルを高く保つのは、若さを保つために大変望ましいようです。当然肌年齢も若返ると思います。蚊のグルタチオンのレベルを高めると寿命が約40%も延びるとか・・・

◇グルタチオンの分子は小さいので、消化管から容易に吸収されますが、吸収されても、その多くは細胞内部にまでは入らないそうです。薬物として投与した場合は、グルタチオンは細胞内のグルタチオンのレベルアップにはつながりません。システインが代謝されて、グルタチオンとなるようですが、細胞内部にまでは入りにくいという点では同じようです。

◇体内ですばらしい働きをしている物質でも、外から与えて、その通り働くかどうかというと働くと証明されているものは少ないと思います。
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