2024年4月の新入生から始まる新しい「薬学教育モデル・コア・カリキュラム」概要の抜粋

このモデル・コア・カリキュラムは2024年4月の新入生(令和6年度入学生)から適用されます。

キッチフレーズは「未来の社会や地域を見据え、多様な場や人をつなぎ活躍できる医療人の養成」で医学・歯学・薬学の3領域で共通となっています。

1.大項目Aでは「医師/歯科医師/薬剤師に求められる基本的な資質・能力」を医学・歯学・薬学で共有し、同時に改訂されました。
下の図のように、薬剤師として求められる10の基本的な資質・能力が記載されています。医学/私学は7.だけ異なります。

<新たに追加された資質・能力は、以下の2つで、学生が医療人として活躍する2040年以降の社会も想定して設定されました。>
2. 総合的に患者・生活者をみる姿勢
6.情報・科学技術を活かす能力

○大きく変貌する社会で活躍できる薬剤師を想定した教育

「A」の「薬剤師として求められる基本的な資質・能力」の項には「プロフェッショナリズムとして発展」が記載されました。
「E」の「衛生薬学」の部分は、新型コロナ流行を受けて、「感染症の予防やまん延防止」が充実されました。
「B」の「社会薬学」には「情報・科学技術を生かす能力」が記載されました。
「C」の「基礎薬学」に関しては各所に「基礎をなすもの」という表現が入り基礎薬学に裏打ちされた専門性の発揮が求められました。
「F」の「臨床薬学」では「薬物治療の個別最適化」、「医療機関等における標準的な薬剤選択の方針(フォーミュラリ)」が記載されました。
「薬物治療の個別最適化」については、薬ゼミプラスで連載させていただいております。記事はこちら。

上記2つの図は右より抜粋引用させていただきました。薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版)概要令和5年3月29日
詳しくはこちらを参考にしてください。 薬学教育モデル・コア・カリキュラム令和4年度改訂版

これまでは、SBOsが細部にわたって記載され、大学独自の内容をカリキュラムに取り入れる余裕ありませんでした。

これからは、大項目B~Gの学修目標を踏まえて各大学が生涯に渡っての目標につながるディプローマ・ポリシーを独自に作成します。これまでは卒業時に必要とされる資質だったのですが、生涯というころがミソですね!! 

更新:2023.06.15、2023.0630


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