◆ 添付文書改訂情報 index

2022年4月添付文書改訂

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■バイアグラ錠25mg,50mg、同ODフ…■コミナティ筋注,スパイクバックス筋注
■ コミナティ筋注,スパイクバックス筋注
コミナティ筋注
1. 改訂年月
2022年4月
2. 改訂内容
<追加>[下線部追加改訂]
【用法及び用量に関連する注意】 
〔追加免疫〕(接種時期)
4回目接種については、ベネフィットとリスクを考慮したうえで、高齢者等において、本剤3回目の接種から少なくとも5ヵ月経過した後に接種を判断することができる。
スパイクバックス筋注
3. 解説
★コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン(SARS-CoV-2)(商品名:コミナティ筋注、製造販売元:ファイザー/商品名:スパイクバックス筋注、製造販売元:武田薬品工業)について、4回目接種が追加になりました。

【ここがポイント!】
オミクロン株流行期において、ワクチン4回目接種による「感染予防」効果は残念ながら短期間と言われていますが、「重症化予防」効果は比較的保たれると報告されています。それを踏まえ、4回目の追加接種の対象は、60歳以上の者、18歳以上60歳未満で基礎疾患を有する者など、重症化リスクが高い方に限定されました。
また、3回目以降の追加免疫の間隔はこれまで「少なくとも6ヵ月」となっていましたが、今回の改訂で「少なくとも5ヵ月」と短縮されました。
追加免疫の投与量については、コミナティ筋注は初回免疫(1、2回目接種)と同じく1回0.3mL、スパイクバックス筋注の場合は、初回免疫は1回0.5mLですが、追加免疫では半量の1回0.25mLとなっています。
(文責 下平秀夫) 2022年6月