◆ 添付文書改訂情報 index

2023年8月添付文書改訂

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■リムパーザ錠100mg,150mg■パキロビッドパック600/同300
■ パキロビッドパック600/同300
パキロビッドパック600/同300
1. 改訂年月
2023年8月
2. 改訂内容
<削除>[下線部削除]
【併用禁忌】
アンピロキシカム(フルカム)、ピロキシカム(バキソ、フェルデン)、リオシグアト(アデムパス)

<追加>[下線部追加]
【併用注意】
リオシグアト
3. 解説
【ここがポイント!】
<1.パキロビッドパック600/同300が薬価収載 2023.3>
パキロビッドパックは、モルヌピラビル(商品名:ラゲブリオ)に続く、2番目の新型コロナウイルス感染症の経口薬として2022年2月に承認されました。2023年3月21日以前は、登録センターに登録することで特定の医療施設に配分されていました。また、2023年3月にパキロビッドパック600/同300が薬価収載され、以降は一般流通されています。

パキロビッドパック600は従来のパキロビッドパックと同等の製剤で通常用のパッケージです。一方、パキロビッドパック300は中等度の腎機能障害(eGFR30mL/min以上60mL/min未満)の患者さん用のパッケージです。600と300はブースターであるリトナビルの投与量は同じですが、300では抗ウイルス薬であるニルマトレルビルが半分の量になっています。

<2.腎機能は個別化eGFRで評価すべき>
なお、処方箋に血液検査値が記載されている場合、通常は体表面積補正済みのeGFR(mL/min/1.73㎡)が表示されています。しかし、本剤の投与量評価には個別化eGFR(mL/min)を用いるため、注意が必要です。
個別化eGFRは、日本腎臓病薬物療法学会ホームページで算出できます。https://jsnp.org/egfr/

<3.併用禁忌が縮小 2023.08>
2023年8月に添付文書が改訂され、本剤の併用禁忌から「アンピロキシカム(フルカム)、ピロキシカム(バキソ、フェルデン)、リオシグアト(アデムパス) 」が削除され「リオシグアト 」が併用注意に変更されています。
(文責 下平秀夫) 2023年9月