◆ 新薬情報 index

2013年9月製造販売承認

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■アブストラル舌下錠 100μg,200μ…■ソブリアードカプセル 100mg■ビンダケルカプセル20mg■アゾルガ配合懸濁性点眼液■アレジオン点眼液0.05%■ウルティブロ吸入用カプセル■フルティフォーム 50エアゾール 56,…■レルベア 100エリプタ 14,30吸入…
■ レルベア 100エリプタ 14,30吸入用/200エリプタ 14,30吸入用
1. 承認概要
新医療用配合剤 2013年9月 / 2013年12月 発売
2. 薬効分類名
喘息治療配合剤
3. 一般的名称
ビランテロールトリフェニル酢酸塩/フルチカゾンフランカルボン酸エステル
4. 適応症
気管支喘息(吸入ステロイド剤及び長時間作動型吸入β2刺激剤の併用が必要な場合)
5. 類薬との比較

「気管支喘息、COPSに適応を持つ吸入配合剤の例」上の図の、PDFです。2023-05-01更新
 
6. 特徴
これまでにICS/LABA配合剤として気管支喘息に適用のある製剤として、通常1日2回吸入のアドエアとシムビコートが市販されています。 本剤は、ICS/LABAとして初めて24時間の効果を1日1回の吸入で維持する気管支喘息治療剤です。 長時間作用型β2刺激薬(LABA)であるビランテロールトリフェニル酢酸塩(VI)と、 既存のステロイド剤(ICS)であるフルチカゾンフランカルボン酸エステル(FF)(商品名:アラミスト)が配合されています。 本剤のデバイスには、新規のドライパウダー吸入器エリプタを使用します。「レルベア100エリプタ」(FF/VI 100μg/25μg)と、 「レルベア200エリプタ」(FF/VI 200μg/25μg)の2剤形があります。
7. 使用上の注意と服薬支援
(1) 毎日規則正しく、1日1回なるべく同じ時間帯に吸入するようにしてください。
(2) 発作を速やかに軽減する薬剤ではありません。急性の発作に対しては、短時間作動型吸入β2刺激剤 (例えばサルタノール、メプチン吸入)等の薬剤を使用します。
(3) 過度の使用により不整脈、心停止等の重い副作用が発生する危険性があります。
(4) 口腔内にカビが生えたり、声が嗄れたりするのを防ぐために、吸入後にはうがいをしてください。 うがいが困難な方は、口の中をすすぐようにしてください。
8. 製造販売元など
製造販売元:グラクソ・スミスクライン株式会社
お問合せ先:グラクソ・スミスクライン(株) カスタマー・ケア・センター 0120-561-007
(文責 下平秀夫) 2014年1月/2023年5月更新